カンボジア政府は、外国人が会計士としての活動を行うことを2014年から認めない方針であることがわかった。プノンペンで開かれた全国会計会議で、国立会計評議会の会長を務める財務省のギー=タイー長官が20日発表した。
アジア開発銀行によれば、会計士の事実上の国際資格として認められている米国の公認会計士(CPA)資格を有するカンボジア人は現在41名。
プノンペンで会計事務所「モリソン カック&アソシエ」を営むケイ=カック氏は、外国人会計士の排除は、国際会計士連盟の定める国際会計基準に違反するため、カンボジアは国際会計士連盟の指定する完全準拠国としての資格を得られなくなると指摘している。
2010年09月26日
カンボジアウォッチ編集部
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