シエムリアプに建設が予定されている新空港に、シエムリアプ初の衛星都市と経済特別区も併設される計画であることがわかった。新空港の建設と運営につきカンボジア政府から65年間のコンセッションを得ているNSRIA社が16日発表した。同社はリーズA&A社・カムコ エアポート社の韓国企業2社の合弁。
衛星都市の面積は約40平方キロメートルだという。経済特別区には港も付設する。
シエムリアプ新空港は、韓国初の空港輸出案件となる。アンコール=ワットから約40キロメートル東に建設される。来年半ば着工、2015年後半供用開始を予定している。第一次フェーズで5億ドルをかけて年間400万人の乗客処理能力を獲得し、以後1500万人にまで拡張するという。
観光省によれば、今年のカンボジア訪問者は230万人で、うち約半数がアンコール寺院群を訪れている。
2010年12月29日
カンボジアウォッチ編集部
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