カンボジア政府は、今年のカンボジアのGDP成長率予測を従来の6パーセントから7パーセントへ引き上げた。キアト=チョン経済財務相が10日、プノンペンで開かれた韓国企業向フォーラムで発表した。
IMFは6.8パーセントと予測している。世界銀行とADBは6パーセントと予測している。カンボジア経済研究所は7パーセントと予測している。
また同相によれば、昨年のカンボジアのGDP成長率は5.9パーセントであった。分野別では、縫製業輸出が26パーセント、工業が13.5パーセント、観光業が16パーセント成長となった。
カンボジア経済研究所のナウ=セイハー研究員は、カンボジアの過去の2桁成長は主に建設ラッシュによるものであり、今後は農業分野が非常に重要なセクターとなると述べるとともに、原油価格上昇により今年はインフレも進行するだろうと語った。
2011年03月11日
カンボジアウォッチ編集部
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