クリスティアン=コナン駐カンボジア フランス大使は、25日付『ザ プノンペン ポスト』紙に掲載されたインタビューで、「フランスの開発援助は減少している。これは、カンボジアが今や大きな経済成長を遂げたこと、もはや戦後国ではないことを考慮に入れている」と述べ、カンボジア政府もこの方向性に同意していると語った。
大使は「カンボジアは、大多数の後発発展途上国よりも迅速に発展している」と語り、「多くの機会と、東南アジア地域におけるキーポジションを有する国」としてカンボジアを評価した。
大使は、多くのフランス企業がカンボジアの農業分野、とりわけ米作における投資機会に注目しているばかりでなく、観光業・ホテル経営のほか、鉄道・航空といった運送分野にも注目していると指摘。今週にはエール フランス航空がパリ-プノンペン直行便を就航させることにもふれ、これによってフランス企業のカンボジア展開がさらに促進される可能性があると語った。
2011年03月27日
カンボジアウォッチ編集部
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