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[国際]タイ国境、交渉後沈静化もなお緊張感  カンボジアウォッチニュース
2008年10月17日

プレア=ヴィヒア寺―水曜の衝突後、カンボジア王国軍作戦司令官スレイ=ディックは木曜、タイ軍司令官たちと4時間を超える話し合いを行い、プレア=ヴィヒア寺には緊張感を帯びた静けさが漂った。

会談は両軍の引き揚げに関する合意は得られずに終了したが、双方ともこれまでの数日間よりも柔らかい言い回しを用いた。

「状況は平常だ」とスレイ=ディック。「[タイ軍は]撤退しないが、我々はそれと対峙する形での[係争地域での]パトロールは行わない」

「交渉の結果、今回のような銃撃戦を二度と起こさないという合意が得られた」と同司令官。

カンボジア王国軍参謀総長ネアック=ヴォンによれば、カンボジア軍とタイ軍は今回の戦闘が起きた地域に入らないことで合意した。

タイ政府関係者はタイ内外のメディアに対し、両国が合同国境パトロールに合意したと述べたが、スレイ=ディックもネアック=ヴォンもそのような合意については触れなかった。

タイ陸軍広報官サーンスーン=ケーオクムナート大佐はバンコクのAP通信に対し、この合意は「誤解によって再び衝突が起きる危険を軽減するために」成されたと述べた。

水曜の声明で外務省は戦闘で2名のカンボジア兵が戦死したと述べたが、スレイ=ディックとプレア=ヴィヒア州副知事ソー=ターヴィーは戦死者は現在3名になったと述べつつも、3人目の戦死者に関する詳細は述べなかった。

スレイ=ディックはフンシンペック党の副首相ニャック=ブンチャイとともに、国境を越えてタイ側での話し合いに臨み、その結果をカンボジア軍が待つ間、寺の雰囲気は静けさを帯びた。

午後4時に徒歩で帰還したスレイ=ディックは記者団に対し、水曜の衝突の際にプレア=ヴィヒアのパゴダで武装解除された10名のタイ兵は解放されたと述べた。

「サムダッチ [フン=セン]が我々に命じた通り、我々は彼らを傷つけなかった」と同司令官。「我々は彼らに食事を作って提供した」

スレイ=ディックは、10名のタイ兵はカンボジアとタイの領土を行き来することを従来通り許されると述べた。

捕虜の解放の情報については、別の情報源からの裏付けは取れていない。

木曜のこれより早い時点で、捕獲されているタイ兵のグループを確保しているカンボジア王国軍兵士たちに、タイ兵たちへのインタビューを申し込んだが拒否された。カンボジア兵たちは、タイ兵たちが「寝ている」と言ったが、小さなパゴダの中で木のベンチに2人のタイ国境レンジャーが座っているのが見えた。

スレイ=ディックはまた、話し合いは今後も行われる予定だが日付はまだ決まっていないと述べた。

隣接するウッドー=ミアンチェイ州のアンロン=ヴェーン郡と、寺周辺のいくつかの郡からの住民の避難が続くなか、プレア=ヴィヒア山から約30kmのスロアエムの町に、フン=セン首相のボディーガード部隊からの数百名の兵士が、装甲人員運搬車・可動式ミサイルランチャーとともに陣取った。

カンボジア王国軍副司令長官コン=キーム・ミアッ=ソピアは木曜、フン=セン ボディーガード部隊長ヒーン=ブンヒアン・911落下傘大隊司令官チャープ=ペアクデイと、アンロン=ヴェーンの町とプレア=ヴィヒア山でミーティングを行なった。

タイ側では木曜午後、2機のタイ空軍のジェット戦闘機が約40分間タイ空域を飛行するのが見られた。

和解の報の一方で、カンボジアとタイの政府は互いに相手の行動に抗議する声明を発表しつづけた。

タイ軍は水曜に地雷除去任務のために係争地域に入っていただけだというタイ側の主張に対して、カンボジア外務省は木曜に声明を発表し、タイからのそのような一国のみでの動きは二国間のこれまでの合意に反するものであると述べた。

この声明はまた、カンボジアは地雷の使用をすでに長い間禁止しており、タイ側が言うように10月6日に2名のタイ兵に重傷を負わせた地雷を敷設したということはないと再度述べた。

タイは外務省の声明で木曜、戦闘の責任はカンボジアにあるとして再度抗議した。この声明ではまた、水曜の戦闘で負傷したタイ兵の人数は7名に更新された。

野党ソム=リャンシー党は木曜に独自の声明を発表し、タイ側が「侵略」を行なったとして糾弾し、軍への支持を表明した。

「ソム=リャンシー党は…政府がこの侵略を遅滞なく国際連合へ持ち込むよう要求する」とこの声明は述べている。

しかし国際社会は二国間解決を要請しつづけた。パン=ギムン国連事務総長は水曜、広報官を通じてこの事件に関し「深い憂慮」を表明した。

「[事務総長は]双方に対して最大の自制を発揮するよう要請し、二国間の話し合いを通じて相違点を平和的に解決するよう求める」とこの声明は述べている。

寺に近いプラサート村のホーム=ソカー村長(50)は、ここの家族たちが食糧不足に陥っており、人々からの寄付も来なくなったと語った。以前は多かった寄付が、10月3日に国境での初の小戦闘が起こってからのこの2週間は来なくなった。

「私たちは水は豊富にあるが食物が足りない」と同村長。「どうしてだれも寄付をくれないのかわからない」

寺で寝起きしている200人の市民は、戦闘が始まった時、恐怖して一緒にプレア=ヴィヒア寺の南端にある第四の建物に避難したと語った。何ダースもの家族が今、寺の絢爛な石廊下の中を暮らしの場としている。

「撃ち合いが始まったとき私は料理をしていた」と、2歳の男の子の母であるクム=セーンイェーン(29)は語った。

「私は子供をひっつかんで寺へ駆けだした。そしてお米を取りに走って戻った」



2008年10月17日
カンボジアウォッチ編集部


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