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一人の台湾人の男が、カンボジア人女性たちを台湾へ送り込んで仕事を仲介し、20万〜30万台湾元(6000〜9000米ドル)を費用として店から受け取った後、カンボジア女性を業者に売っていた。
カンボジア女性は、月々わずか5千台湾元(約150米ドル)の給料しか受け取っておらず、毎日12時間も忙しく仕事をしなければならなかった。ひどい雇主の場合は、5ヶ月にわずか1万5千台湾元(約450米ドル)の給料しか支払っておらず、これは時給に換算するとたったの8台湾元(24米セント)だ。警察当局は「こんな汚い人間は見たことがない!」と語った。
3日付の台湾「中国時報」によれば、台中市太平路で警察当局は先週、外国人妊婦フン=マリー(28)の様子がおかしく、警官を見て路地へ逃げ込んだのを見とがめた。彼女は、出かせぎ先から逃れていたもので、外事科の警官に通訳を依頼し、協同して筆録を作成した。
フン=マリーは警察署の中で号泣し、一年前、仲介会社の官威成(46)という男の仲介で台湾に来た後、一軒の香俣羹店へ連れて行かれたことを明かした。官は、店主の呂亜蝉(31)から、36万台湾元(約1万1千米ドル)の費用を受け取って去って行ったという。
フン=マリーは、はじめの3ヶ月は約5千台湾元の月給しかもらえず、その後の2ヶ月はお金を一毛ももらえていないと述べた。警察官が計算したところ、フン=マリーの時給はわずか8台湾元強に相当することがわかった。呂を聴取したところ、彼女は、その後の2ヶ月はフン=マリーに「手伝ってもらった」だけなので給料は渡していないと抗弁した。警官は「人にそんなふうに対していて、あなたは夜眠れているのか?」と告げた。
警察は、官威成を逮捕し、フン=マリー以外にも十数名のカンボジア女性が、雑貨店・クリーニング場・ファストフード店等の業者へ官威成によって仲介されていたことをつきとめた。最もひどい例では、月々わずか2千台湾元(約60米ドル)しか支払われず、にもかかわらず「寝る時間以外はずっと仕事だった」というカンボジア女性もいた。あるカンボジア女性は「何度も自殺を考えたが、勇気が出なかった」と語った。
2009年01月04日 カンボジアウォッチ編集部
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