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プレア=ヴィヒア州チョアム=クサーン郡のドーン=レーク山頂で先週、トゥック=クロホーム地区から蜂蜜採りに来た住民たちが高さ1.5mの柱状の国境標識を発見し、憤慨して地区当局に撤去を求めた。
現地はカンボジア-タイ間の国境問題を抱えたプレア=ヴィヒア寺院地域からほど近く、また「タイ兵10名がこれを建てるのを見た」と発見者たちが語ったことから、カンボジア国内メディアは9日これをセンセーショナルに報じた。
事態を重く見た同州のプリアプ=タン知事は10日、GPS測量の結果を発表し、標識はカンボジア-タイ国境からカンボジア側ヘ500mも入った所に建てられており「カンボジアの領土を侵害している」と述べた。
これに対し在カンボジア タイ大使館のカムロープ=パラワットチャイ一等書記官は11日、当該地域でそのような国境標識設置活動がタイ軍によって行われたとは聴いていないと述べた。
一方、カンボジア王国軍のサオム=ボーパロアト同州司令は配下の部隊とともに山頂へ登り、問題の国境標識を確認した。現地到達には2日を要したという。同司令は11日夜、調査結果を発表し、この標識は「20年前にカンボジア政府軍がクメール ルージュとの戦闘でこの地に駐留した際に建てられたものだ」と述べた。(ここでの「カンボジア政府」は、当時日本がカンボジア正統政権として認めていたクメール ルージュ勢力ではなく、当時カンボジアを実効支配していた、実質的に現政府へ連なるヘン=サムリン政権を指している)
この古い国境標識の存在は、当時のカンボジア側による国境の認識を示すものとして、現在のカンボジア-タイ国境交渉に関連して論議を呼ぶ可能性もあるとみられる。
部隊はただちにこの標識を撤去したと同司令は述べた。
2009年03月12日 カンボジアウォッチ編集部
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