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中国政府による迫害を逃れて、ウイグル人22人がカンボジアに滞在している件について、政治亡命を求めるこのウイグル人たちに対し、これを犯罪人として中国へ送還するよう中国政府がカンボジア政府に要求している問題で、カンボジア外務省のクイ=クオン副長官兼報道官は16日、カンボジア政府は対応を検討するため、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)と協力してウイグル人との面談を準備中だと述べた。
同報道官によれば先週、中国政府からカンボジア内務省へ送還要求の外交覚書が届いたという。
中国外交部の姜瑜報道官は15日記者会見で、「国際的な亡命者保護の仕組みは、犯罪者が法的刑罰を逃れる隠れ家となってはならない」として、カンボジアにいるこのウイグル人たちは中国で指名手配中の犯罪人であり中国で処罰されなければならないと主張している。ただし、具体的にこのウイグル人たちが何の犯罪を犯したのかは述べていない。同報道官は20日、習近平副主席とともにカンボジアを2日間の日程で訪問の予定。
カンボジアの国家警察のカート=チャンタルット報道官は16日、ウイグル人の扱いについてはまだ警察は何も指令を受けていないと述べるとともに、ウイグル人が現在UNHCRカンボジア事務所の保護下にあることを明かした。
人権団体アムネスティ インターナショナルは、カンボジアのソー=ケーン内相宛にサム=ザリフィ アジア太平洋部長名義で書簡を発し、この中で、ウイグル人が亡命手続きを支障なく行えるよう求めるとともに、もし北京へ送還されたならば「このウイグル人たちは中国当局によって、2009年7月に新疆ウイグル自治区で起こった動乱に関連して外国に亡命を求めた嫌疑により、拷問およびその他の残虐行為に遭い、非人道的ないし尊厳を踏みにじる処置や刑罰を受ける恐れが特に大きい」と指摘した。
この7月の動乱では200人近くが死亡、1,000人以上が負傷しているほか、アムネスティは、この動乱に対して「中国当局は、何千人もの人々を逮捕し、何ダースもの人々を裁判にかけ、関与した人々を重罪に処すと脅し、9人の死刑を執行し、さらに8人に死刑を宣告し、他の人々にも長期の懲役を科している」と発表している。
在カンボジア中国大使館のチエン=ハイ二等書記官は16日、「あなたに話すことは何もない」としてコメントを拒否した。
2009年12月19日 カンボジアウォッチ編集部
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