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東京で数店舗の美容室を営む日本の美容室チェーン企業「デ・グラン」は4日、約100万米ドルを投じ、プノンペンの高級住宅街バン=ケーンコーンに同名の高級美容室「de gran japan」を開店した。
これに先立ち2日、同店で開店式が行われ、地方出張中の篠原大使を代行して臨席した日本大使館の松尾秀明経済・経済協力班長は席上、この美容室の開店は2つの意味を持つと考えると述べた。1つは石橋を叩いて渡ると言われがちな日本からの投資のさきがけ的意味合いであり、もう1つは日本からの駐在者や家族が関心を持つ生活環境の向上によって間接的に投資を呼び込む効果であるという。また、この美容室は開店前から、日本大使館の女性スタッフの間でも話題になっていた、と同班長。
一方、同社の菊池潤社長がビジネス研修を受けたI&Mタヤマ学校の田山敏雄校長は席上、菊池社長は同校の研修ではいつも1日目で帰ると言い出す生徒であったが、カンボジアに進出するという実践を他社に先駆けて行なったのは、他でもない菊池社長だったと語った。
カンボジア側からは、フン=セン首相の跡取りであるフン=マネット氏の義母として知られる、モック=ポーポンナルット労働長官夫人らが参加し、カンボジアの上流階級からの期待を表明した。
夕方に行われたレセプションでは、カンボジア発のヘアーショウが開かれ、メイン=カエウピッチェッターなど、多くの著名芸能人が参加し、世界水準のファッションに身を包んで彩りを放った。
近年の急速な経済成長により、カンボジアでは美容への欲求が質・量ともに年々高まり、今や美容業界は若者の憧れの的となっている。その一方で、高級店における技術者は、隣国タイやベトナム人が多い。そこへ今回、群を抜いた存在感を持つ高級美容室が現れたことにより、業界オンリーワンの地位を求めての競争が今後激化していくことが期待される。 また、同社は近い将来美容
校の開設により、カンボジアの美容業界のリーダーとして、人材育成を図る計画という。
「デ・グラン」はロシア料理店「イリーナ」の隣にあり、近未来的なデザインの白い建物が、開店前から街行く人の話題となっていた。
2009年02月10日
カンボジアウォッチ編集部
※内容を一部加筆修正しました(2009年2月10日)。
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