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[日系]井戸乱掘でアンコール崩壊懸念、JICAが対策提言へ カンボジアウォッチニュース
2010年10月07日

カンボジアの脆い土質の上に組み上げられたアンコール寺院群が、周辺地域の無秩序な井戸の掘りすぎによる地盤沈下で崩壊するおそれがあることがわかった。英「ザ ガーディアン」紙が先月27日付で報じた。

カンボジアの諸遺跡の石組み構造は、地下水に支えられた砂と水の混合土壌の上に組み上げられた脆い造り。ほんの数センチメートル地盤が沈下すればそのあやういバランスが崩れてしまうおそれが大きいという。

国際連合教育科学文化機関(UNESCO)プノンペン事務所のフィリップ=ドゥランゲ文化局計画専門家は「アンコール寺院群は、砂と水の混合土壌の上で安定を保っている。水を汲み上げすぎれば安定性に問題を引き起こすおそれがある」と話す。

アンコール遺跡群を管理するアプサラ オーソリティのパウ=ホーン水管理局副局長は、地下水汲み上げは野放しで規制を逃れているとして、「水を汲み上げている者たちに、我々がその量をたずねても、彼らは答えようとしない。水を汲み上げすぎれば地下水が涸れ、寺院の地盤に問題が生じて寺院が崩壊するおそれがある」と述べた。

「クメール寺院は一つの塊ではない。下部にズレが生じれば、それがたとえ数センチメートルであっても、問題を引き起こすおそれがある」と同副局長。

皮肉なことは、アンコール寺院群の人気が高まるに伴い、プールやバスルームをそなえたホテルがシエムリアプに多く建設された結果、それが過剰揚水に拍車をかけていることだ。またよりによって、水が少ない乾季に観光客が集中することも問題に輪をかけている。

日本の国際協力機構(JICA)ではカンボジア政府の依頼を受け、シエムリアプ地域に水を供給する別の方法を提言するべく研究を進めている。報告書は現在ドラフト段階にあり、年末には完成予定だという。地下水汲み上げの規制や、20キロメートル強離れたサープ湖などからの取水といった提言が盛り込まれるとみられている。

シエムリアプ水道機構のサオム=クンティア理事長は、シエムリアプ全域ですでに井戸1,000基とポンプ6,000台が一日5000万リットルの地下水を汲み上げていると推定している。また、各地にちらばる零細な製氷業が汲み上げる地下水は一日100万リットルを超えるとみている。

「今すぐ行動を起こして、未来を考えなければならない。このまま地下水汲み上げを許しつづければ、懸念は現実になるだろう」と同理事長は語った。



2010年10月07日
カンボジアウォッチ編集部


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