カンボジアアジア銀行プノンペン空港支店に23日夜9時30分頃、強盗が押し入り、現金約38,000ドルを奪って逃走した。ダンカオ区警察のチュオプ=ソクヘーン長官が発表した。
防犯カメラの映像などから、犯人は同銀行の運転手チャウ=ロアタナ(31)と見られる。犯行当時、店内には女子行員スオ=タヴィーさん(20)一人しかいなかった。犯人はタヴィーさんの手をテープで拘束してさるぐつわをはめ、テーブルの下に押し込んで、引き出しから現金を奪って逃走した。犯人は単独犯と見られ、武器も持っておらず、タヴィーさんはおよそ1時間後に自力で脱出して警察に通報した。
区警察とプノンペン市警察が目下協力して捜査にあたっているが、ロアタナは強盗事件発生以後、妻子とともに借家から姿を消しているという。
2009年09月26日
カンボジアウォッチ編集部
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