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[三面]政府・カナディア、放水・電設不備を否認 カンボジアウォッチニュース
2010年11月24日

水祭り最終日に起きた、22日晩のペッチ橋での人間積み重なり事故について、政府は、吊り橋のゆれが群衆パニックを招いたと発表した。また、当初発表死者数は、事故と関係ない病院での死者も含まれていたと発表しつつも、事故死者数を456名へ上方修正した。これは、帰宅後死亡した負傷者を含むという。

また、明日25日の追悼日について、朝6時から夜24時まで、すべての歌舞音曲をとものう娯楽営業の禁止を通達。違反者は営業許可没収処分に処すと発表した。

「ザ プノンペン ポスト」紙は、現場で意識を失い、カルメット病院へ運ばれた女性ウック=スレイモムさん(23)の妹で現場に一緒にいたウック=ソックフアンさん(21)の証言を伝えた:下敷きになった人々が意識を失っているのを見た軍警察は、放水車で水を浴びせた。これにより、橋の上の多くの人が橋の電飾の電線で感電した。警官のなかにも感電したひとがいた。

「タイム」紙もソックフアンさんの証言を伝えた:警察は、山積みになった人々に当初水をかけて冷やそうとしたが、のちにより強力な放水車に切り替えた。これは、濡れた人々に感電をもたらした。

「ザ プノンペン ポスト」紙は、事故で数カ所を内骨折した、プレイ=ヴェーン州で果物販売業を営む女性チアン=ソニーさん(20)の証言を伝えた:吊り橋が揺れ、電飾の電線がほどけ始めて、数人が感電したのを見た。

「タイム」紙もソニーさんの証言を伝えた:放水車が私たちに放水した。これは吊り橋を揺らして電飾の電線を切った。垂れてきた電線にすがったひとは感電死した。みずから川へ飛び降りたひともいた。押されて落ちたひともいた。落ちるときすでに亡くなっていたひともいた。

「ザ プノンペン ポスト」紙は、群衆に押しつぶされて亡くなったサエン=ソック区の工員の姉で一緒にいた、カルメット病院に入院しているスヴァーイ=リエン州のルアンさん(24)の証言を伝えた:妹は橋の手すりで感電して倒れた。そしてパニックの群衆に踏みつぶされてしまった。私から1メートルの所にいたが、助けられなかった。

警察は、放水の事実はないとしている。政府は、感電は噂にすぎないとしている。

ペッチ島の開発を担い、問題の橋を建設したカナディア銀行系海外カンボジア開発社のチャールズ=ヴァン副社長は、現場の警備員から電設の問題はなかったとの報告を受けたと述べた。同社は、死亡者に1,000ドルの見舞金を提供すると表明した。

ペッチ島を所有するカナディア銀行のプン=キエウサエ頭取は23日カルメット病院を訪れ、「こんなに大勢が亡くなるとは思わなかった。今後は歩行者の制御に留意しなければならない」と述べた。

ペッチ島は私有地であり、その群衆制御は保安会社に任されていた、と政府報道官は述べた。「ABCニュース」が伝えた。

政府とカナディア銀行はともに群集制御の不備の責任を否認している。

事故調査委員会では、ペッチ橋上に事故当時およそ7〜8千人がいたと推定している。

ペッチ橋は幅8メートル・長さ100メートル程度。

英国の専門家キース=スティル教授は「群衆力学の原則を知って単純な方策を採っていれば容易に避けられた事故」と述べた。「ジ エコノミスト」紙が伝えた。

「npr」は、事故で押しつぶされてカルメット病院に運ばれた女性チア=スレイレアさん(27)の証言を伝えた:隣で倒れていた60歳ぐらいの女性が、数百人に踏みつけられて亡くなった。

「npr」は、事件直前の夜にペッチ島で行われたショーを主催したシンガポール人の証言を匿名で伝えた:警察と救急の到着した時は、事故発生から少なくとも1時間半が経過していた。

米「パイオニア プレス」紙は、橋にいた男性チア=チャンさん(28)の証言を伝えた:弟の手をしっかりつかんでいたが、押し流されて離れてしまった。弟はすぐに倒れ、4〜5人が上に折り重なったのが見えた。病院で弟の、首が折れ、顔が潰れた遺体を発見した。

米「パイオニア プレス」紙は、倒れて押しつぶされた女性ドーン=サロンさん(26)の証言を伝えた:「橋が落ちるぞ!」との声で人々が走り出した。倒れた自分の顔や胸の上を人々が走って行った。20時間後病院で気がついた。「なぜわたしは水祭りになど来てしまったのだろう?」

橋から抜け出そうと、他人の頭の上によじ登るひともいた、と証言する人々もいる。「環球時報」紙が伝えた。

中国大使館によれば、中国人の犠牲者は今のところ報告されていない。

ペッチ島へ渡る橋は2本あるが、当局は第二の橋を封鎖しており、人々はペッチ橋を渡るしかない状況だったという。

ペッチ島にいたパイ=シパン内閣報道官は、封鎖されていたもう1本の橋から去り無事。「フィナンシャル・タイムズ」紙が伝えた。

ノロドム=シハモニ王と、その両親のノロドム=シハヌーク前王夫妻は23日、事故犠牲者への弔意を表明する声明文を連名で発表した。

フン=セン首相は、ペッチ橋事故犠牲者慰霊碑の建立を命じる政令に23日署名した。建立地の選定はプノンペン市に任されるとしている。

政府は24日「犠牲者を支援し困難を分かち合う精神で寄付を募る」として、広く金品の寄付を呼びかけた。

25日朝にはおおぜいの学生が惨事現場を訪れて弔意を示すとみられる。

野党ソム=リャンシー党のソム=リャンシー党首は、事故は政府の責任だと非難した。

カルメット病院に収容分の140名の遺体のうち、3名の遺体がいまだ身元不明のまま引き取り手を待つ一方で、おおぜいが係累の写真を手に病院内を探しまわっている。「ザ ニュー ヨーク タイムズ」紙が伝えた。

中国国営新華社通信は、匿名の政府職員が、事故発生直前の橋上の人口密度を20〜25人/平方メートルと推算したと伝えた。

また、水祭りを見た外国人の声として、警察はカジノの美化、立入禁止標識の立哨、立入禁止地区に入る車両からの賄賂徴収以外の仕事をしていなかったと伝えた。

川へ飛び降りた人々のなかには今も行方不明の人がいると推定される、と政府報道官は述べた。

プノンペン大学日本語学科の学生によれば、今回の事故で、プノンペン大学日本語学科の学生が2名死亡、4名入院。死亡の2名は三年生。ノートン大学の学生が1名死亡した。

12歳の少年を含むベトナム人9名が死亡、5名が行方不明。亡くなったのはプノンペン市・カンダール州に住むベトナム系カンボジア人。ベトナム大使館員は24日、うち何名かの遺族を訪問した。ベトナムからの水祭りツアーのうち、トイェト=マイ社とルア=ベト社は無事を声明した。ベトナムの各報道が伝えた。

山積みになって亡くなった人々の遺体は紫色、と警察は報告している。

「ジ アトランティック」紙は、遺体が収容されている病院の様子を伝えた。

病院の前に設置された、収容遺体の掲示板では、顔写真に番号が付されている。

群衆をかき分けて、遺体顔写真掲示板の前まで来た女性ポーン=トゥンさんは、携帯電話に向かって「死んでしまった。死んでしまった。彼らはみんな死んでしまった!」と泣き叫んだ。

暑さによる遺体の腐敗を防ぐため、病院ではホルムアルデヒドを注射している。遺体のわきには、ホルムアルデヒドの空き容器が大量に置かれている。鼻と口には綿の詰め物がされている。

18歳の娘の死を知った両親は、ともに川へ飛び込み自殺を図った。

「コンポン=チャーム! コンポン=チャーム! コンポン=チャーム!」職員がメガホンで行き先を告げる。病院から遺体を積んで6台目のトラックが遺族とともに出る。バスターミナルのようだ。

橋に弔意を表しに来たソーム=ブンナーさん(47)は「この橋はもう取り壊すべきだと思う。何度もここを通ったことがあるが、もう二度と通りたくはない。その名を口にしたくもない」と語った。

おおぜいの死者を出した、電飾と宝石風装飾と原色のおとぎの橋「スピアン=ペッチ」(ダイヤモンド橋)は、市民から今や新たな名前で呼ばれている:「スピアン=クマオチ」(幽霊橋/死者橋/遺体橋)。

2010年11月24日
カンボジアウォッチ編集部

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