フン=セン首相は、水祭りで起きた大量圧死事故の負傷者のうち「わが国の治療能力を超える」負傷者については、国外へ移送して治療させると先月29日発表した。また、政府として「国内外の治療について責任を持って見る」と述べ、費用を政府が負担する考えを明らかにした。
社会福祉退役軍人青少年更正省は、各病院に収容されている事故負傷者のうち重症の負傷者については、国外移送の要否検討のためカルメット病院へ移送するよう通達した。プレア=ケートミアリア病院のサオム=ソポアン副院長が先月30日述べた。これに従い、同病院の事故負傷者をすでに1名カルメット病院へ移送したという。
カルメット病院のチュオイ=メイン救急医療班長兼技術部副部長は、フランスとベトナムから2人の医師が1日に到着予定と述べた。事故負傷者が国外治療を要するかどうかの判定を支援する。プノンペン市が招聘したという。
ブン=ラニー首相夫人はカルメット病院を訪れ、事故負傷者にクロマーと食べ物を贈った。
2010年12月02日
カンボジアウォッチ編集部
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