カンボジアの首都プノンペンのミアンチェイ区スタン=ミアンチェイ町にあるホテル「レアスメイ=ターナスオ」で8日夜9時30分頃、オーストラリア国籍の男性が何者かに銃で撃たれ、カルメット病院に運ばれたが死亡が確認された。
警察関係者が9日匿名で明かしたところによれば、撃たれたのはエリック=リウさん(44)で、8日に空路プノンペンに到着し、空港で恋人とその親族の出迎えを受け、同ホテルへ連れて行かれたという。
撃ったのはオートバイに乗った男2名で、2発発射し、胸と右手に命中した。
恋人は警察の調べに対し「カンダール州にある製靴工場で働く中国人が自分を好いている」と話しているという。彼女に夫はいないとのことだ。
プノンペン市警察のトゥーチ=ナルット長官は、この殺人は「報復」によるものとみられると述べた。
警察では犯人の行方を追っている。
2011年01月09日
カンボジアウォッチ編集部
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