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[生活]政府、家庭・学校のトイレ普及推進へ カンボジアウォッチニュース
2008年12月18日

カンボジアの地方の家庭にはトイレが少ないため健康への影響が深刻だ、と政府関係者たちは水曜、地方の衛生に関する国家ワークショップの席上で述べた。

カンボジアの住む1400万人のうち85パーセントは地方に住んでいるが、地方の家庭のうちトイレがあるのはわずか16パーセントだ、とチア=ソパラー地方開発相はワークショップで述べた。

政府は、国内機関や国際機関による支援のもと、2015年までにカンボジアの家庭の少なくとも30パーセントにトイレを普及させるべく施策を行なっていく予定だ、とチア=ソパラー。最終的目標としては今後30年間で地方のすべての家庭にトイレを普及させることだ、と同相。

「教育と衛生習慣の欠如により、健康、経済、そして人の尊厳が損なわれている」と同相。

ユニセフカンボジア事務所のイザベル=オースティン副代表はこのワークショップで、国連は2008年を国際衛生年としていると述べ、また、国内のトイレ不足によって経済的なコストも発生していると語った。

「カンボジアは衛生に投資しないことによってGDPの7パーセントを失っている。すなわちとりわけカンボジアにとっては、衛生は子供や家族や地域の健康のためのみならず、社会的・経済的な発展の基礎づくりのためにも重要な投資なのだ」とオースティン。

今年行われた世界銀行の5ヶ国調査によれば、カンボジアでは約1000万人が公衆の場で排便を行なっており、劣悪な衛生環境は国に毎年5億ドルのコストを発生させている。この年間4億4800万ドルという数字、すなわち一人あたりに換算して約32ドルという価額は、国内のカンボジア経済研究所によって行われた研究によれば、治療費や、早期死亡による損失、得べかりし観光収入の逸失などから成っている。

2015年のトイレ30パーセント目標を達成するうえで鍵となるのは、政府とユニセフをはじめとする国際機関との協力だ、と地方開発省地方保健局のチア=ソムナーン局長は述べた。これにより村人は、衛生が自分たちの社会的・経済的向上のために重要であることを知ることができるだろう、と同局長。

「ひとたび理解すれば、彼らは自分の力でトイレを造る道を採るだろう」と同局長。

カンポット州コンポン=トラーチ郡に住むバーン=レート(32)にとって、この問題は非常に実感を伴う。

同氏は水曜に電話で、同氏の5人家族にはトイレがないと語った。なので近所の人たちと同様に外で用を足すが、これによりプライバシーと清潔の問題が発生している。彼の住むコ=チョムカー村には数百の家族がいるが、そのうちトイレがあるのは多くとも30家庭だろう、とバーン=レートは推測した。

「彼らは繁みに頼っている」と同氏は語った。

カンボジアでは国全体で学校のトイレ設備も深刻に不足しており、そのため教育省は、すべての新校舎は建設計画に適切な数のトイレを含める必要があると述べた。

カンボジアでは全部で9,431の幼稚園・小学校・中学校・高校があり、各学校は平均で少なくとももう10個のトイレを必要としている、と教育省のカウ=ナイリアン事務局長は火曜に述べた。

現状では、適切なトイレ設備があるのは小学校のわずか24.3パーセント、中学校に至ってはほんの2.8パーセントにすぎない、とカウ=ナイリアン。

「我々はトイレを無限に造る必要がある」とカウ=ナイリアンは電話で語った。

この不足に取り組む処置として、同省の新しい指示では、新しい学校では教室5室あたり2個のトイレを設置する必要があるとしている、と同局長は述べたが、この新たな決まりが実施に移される具体的な日程についてはわからないと語った。

「15分休みの間にトイレに入ろうとしても、すごいいっぱい並んでいて、他の女子に負けてしまうことがよくある」と、プノンペンのチョムプー=ワン高校の9年生チャンレーン(16)は語った。

都市部の校舎では、学校職員がトイレ使用料を徴収するのでよけい困る、と生徒たちは語った。

チャンレーンによれば、彼女やクラスメイトたちは学校のトイレを使うために毎月2,000リエル(50セント)を支払っているという。

チョムプー=ワン高校のカム=ブン校長は、同校の校舎には約15個のトイレがあり、同校の4,500人以上の生徒に対しては少なくとももう20個は必要だと述べた。

生徒たちがトイレを使うために支払いを強制されているということはないと同校長は述べたが、地域メンバーたちと保護者たちが設備維持費として年1,500リエルを寄付していると同校長は述べた。

「ここには水道がないため、池から水をくみ上げてトイレ用水溜めに溜める費用を、いくつかの地域当局と生徒の保護者たちが年に1回支払っている」

カウ=ナイリアンもそうした資金集めは、政府が学校に与えている資金が少ないため必要だと語った。

ワット=コ高校のカット=ダラーラチャナー副校長は、同校に通う3,500人の生徒はトイレや洗面台の清掃費を払う必要はないと述べたが、トイレを使うために掃除人に100〜200リエルを支払う生徒もいると同副校長は認めた。

ワット=コ高校のチュン=サロム校長は、同校には19個の清潔なトイレがあり、そのうち9個を女子生徒が使用し、それ以外のうち4個は教員・講師以外使用厳禁になっていると述べた。しかし同校の需要を満たすには少なくとももう10個が必要だ、と同校長。

「目下我々は、清潔なトイレの不足に直面している。とくに冷季の間が困る」とチュン=サロムは語った。



2008年12月18日
カンボジアウォッチ編集部

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