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今年の悪を追い払うため、カンボジアの首都プノンペンのドーン=ペン区で8日、およそ20人の男女が色とりどりの伝統衣裳に身を包み、3日間のハエ=ネアク=ター儀式を開始した。
中国の仏教の諸聖の魂によって選ばれたとされる参加者たちが、神聖なネアク=ターを拝み、自分の体内に入って真の信仰者に幸運をもたらしてくれるよう祈った。
信者たちはやがてトランス状態に入り、踊りながら、自分の舌を大刀で切る。血のしたたる舌で、ヤントラと呼ばれる黄色い紙を舐めて、家の壁に貼り付けて魔よけとする。
男性信者Ev Thoeuk(55)は、舌を切ってネアク=ターが自分に乗り移ったと語った。15歳の時からこの儀式に参加しており、今では痛みも感じず、飲食も普通にできるという。「普通の人にはこれはできない。自分は選ばれた。神様はそれぞれ自分の身体をお選びになる」
女性信者Chin Bopha(58)によれば、この儀式はクメール=ルージュ時代には途絶えてしまったが、1990年代前半に再開したという。
2009年02月14日
カンボジアウォッチ編集部
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