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カンボジアが暑季に入り、牛や水牛などの家畜は、牛痘・口蹄疫・出血性敗血症に感染しやすくなっている。だがこうした病気は、ワクチン接種によって予防することが可能だ。
農林水産省では、家畜のためのワクチンを農民のために無償で配布している。ところがこの無償ワクチンが、実際に現地では有償で接種されていることが明らかになった。現地の保健職員が、政府から給料をもらっていないため、1回あたり500〜1,000リエル(12〜24円程度)の手数料を徴収しているという。ポーサット州農林水産局動物保健繁殖部のコン=リアトレイ部長が明かした。
貧しい農民のなかには、料金支払いを嫌って接種を受けさせず、お祈りだけで治そうとして家畜を死なせてしまう例もあるという。チュー=トム地区に住むチェーク=サットはその一人だ。
「どうして貧しい者から役人はカネを取るのかわからない」と同氏は語った。
同部長によれば、同州では昨年10月以来、250頭の牛・水牛がこうした病気で死亡している。同州当局では農民にワクチン接種を呼びかけるとともに、どうしたら農民がワクチン接種に積極的になってくれるかを検討する会合を今日開いている。
2009年03月04日
カンボジアウォッチ編集部
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