カンボジアの首都プノンペンの賃貸不動産の賃貸料が、今年の初めに比べて最大15%も下落していることがわかった。
ブンナー不動産のスン=ブンナー社長は21日、プノンペン全域にわたり賃貸相場が急落しており、業者によっては顧客つなぎとめのため10〜15パーセントも値引きした価格を提示するところもあると述べた。とりわけ、賭博場の強制閉鎖を受けて供給過多となっている商用スペースの下落が著しいという。
クメール不動産株式会社のキム=ヒアン社長は、都心のノロドム通りやモニボン通り沿いは依然高価だが、郊外の相場下落が著しく、物件によってば10パーセント程度下がっていると述べた。
現在住んでいる賃貸住宅の賃借料を10〜20パーセント値下げするよう大家と交渉するケースも増えてきている。
2009年04月22日
カンボジアウォッチ編集部
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