カンボジア電力公社は29日付発表で、来週からプノンペンの電力供給量が倍増すると発表した。これにより、慢性的な電力不足が解消されることが大いに期待される。
供給量の増加は、先ごろ敷設が完了したベトナムからの新たな送電線が今週末、プノンペンの送電網に接続されることにより実現する。ベトナムからの既存の送電容量は22メガワットだったが、一気に200メガワットに増強されたという。
この工事に伴い、今週末にあたる来月1日・2日の午前8時から午後5時までは、プノンペン市の一部とコンポン=スプー州の一部、およびター=クマウで断続的な停電が予想されるとして、同公社は理解を求めている。停電が予想される主な区域は、国道2・3・4号線沿いとしている。
2009年07月30日
カンボジアウォッチ編集部
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