カンボジアのコンポン=トム州ソントゥック郡プナウ地区の中学校で21日朝、女子生徒10人が胸の痛みを訴えて次々失神した件で、ルオ=リムチー校長は「今年は正月に伝統歌舞を神様に捧げなかったので、呪われたのだろう。しかし今日、果物・蒸し鶏・熱燗を捧げたので、生徒たちは回復すると思うし、精霊の加護も得られることと思う」と23日述べた。
ペッチ=ソピア郡知事は「医師も教員も警察も、中毒や身体的不調を発見しなかったことから、神様の怒りによるものと考えられる」と発表した。
現場に居合わせたムル=クム教諭によると、失神したのは7年生8人、8年生1人、9年生1人。
2010年10月30日
カンボジアウォッチ編集部
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