プノンペン市は、ロシア連邦通り沿いのあらゆる種類の自動車販売店を12月31日までにすべて閉鎖するよう命ずる通達を11月26日付で発した。秩序と美観のためとしている。従わない場合は撤去し、その際の損害に市は責を負わないとしている。
ダンコー区のヘーム=ダルット副区長は、閉鎖命令の理由の一つは、国内外の高官が頻繁に通る道路であるからだと述べた。ロシア連邦通りは、都心からプノンペン国際空港へ続く大通り。
サエン=ソック区のロシア連邦通り沿いで高級自動車専門販売店「ハイ=スアン自動車店」を営むハイ=スアン氏は、市役所から営業許可を得ているとして、通達を無視すると述べた。
「目抜き通りにうちのような美しい店があることは街の美観に寄与している。市の職員もうちの店は閉鎖しないだろう」とスアン氏は話した。
2010年12月03日
カンボジアウォッチ編集部
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