市民団体「開発平和人民センター」は17日ワークショップを開き、カンボジアの7つの州で1,400人に対して行なった調査結果を発表した。調査対象の16パーセントがアルコール依存症と判明したとしている。
また、調査対象の30パーセントが飲酒の習慣を持ち、15歳〜25歳の回答者のうち58パーセントが毎日飲酒すると回答している。
ヨン=クムアエン代表は席上「飲酒は家庭内暴力につながり、飲酒者を買春へ走らせ、他にも病気で家族に出費を強いる。アルコール政策の早急な策定を保健省に求めたい」と述べた。
カンボジアでは今月3月、酒類の輸入関税がそれまでの20パーセントから25パーセントへ引き上げられている。経済財務省のウー=ブンロン長官によれば、政府の今年の酒税歳入は6800万ドルで、2006年の2400万ドルから大幅に上昇している。
2010年12月19日
カンボジアウォッチ編集部
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