|
プノンペンのオールド スタジアムで明日14日、カンボジア初のU-16女子サッカー トーナメントが開催される。プノンペン市・シエムリアプ州・バッタンバン州・カンダール州から13チーム、200人を超す少女が参加して、午前8時から一日行われる予定。入場は自由・無料。
カエウ パーク レンジャーズのスレイ=ピア選手(9)は、「とても楽しみ。私は今まで、スタジアムやちゃんとしたサッカー場でサッカーをしたことがない。大きくなったらサッカーのコーチになりたい」と語った。
同じチームのスレイ=マーチ選手(14)は、少し緊張していると語った。
チームのレーン=チャンティー コーチは12日、「少女たちもサッカーを愛している」と語り、女子はサッカーをしたがらないものだというカンボジアの社会通念を否定した。「サッカーは、健康・忍耐・団結・チームワーク・信頼を身につけるにも適している」と同コーチ。
今回の13の参加チームは、15のNGOによって育成されており、トーナメントはNGO「インドシナひとで基金」によって、カンボジアサッカー協会の技術協力を得て開催される。
同NGOのケイト=グリフィン カントリーマネージャーによれば、各チームは1年以上練習を積んできた。練習は隔週土曜の朝6時半からだが、「少女たちは朝5時には来ている。とても熱心」と同女史は12日語った。
今回の参加チームのうち4チームをバッタンバン州から送り出す手配をしたNGO「塩味学園」のサム=シュヴァイングリューバー代表は、「こんなにちゃんとしたサッカー場でしかもスタジアムで、こんなにたくさんのチームと晴れがましく闘えるのは、少女たちにとって初めてのこと」と語った。
カンボジアサッカー協会のマイ=トラー事務局次長は「世界の多くの国には、女子トーナメントや女子ナショナルチームがある。とくに東南アジアで、カンボジアのように女子ナショナルチームがない国は珍しい。我々は女子育成のため、国内の裾野を広げる必要がある。今回のトーナメント開催はその意味でまことに意義深い」と語った。
ナショナルリーグやナショナルチームへの道を意識するかと訊かれたケイト=グリフィンは、そうなればもちろん素晴らしいとしながらも、「でも今回のトーナメントではまず、楽しむことが一番大切」だと語った。
2009年03月13日
カンボジアウォッチ編集部
|